鍼灸院の予約システムおすすめ10選|鍼灸特化から無料まで比較と選び方

鍼灸院の予約管理は、美容室や飲食店とは事情が違います。
自費中心で単価が高く、回数券や継続来院でリピートを積み上げるビジネス。
だから予約システムにも「問診票」「回数券・自費メニュー管理」「リマインドでの再来促進」といった、鍼灸院ならではの機能が効いてきます。

結論から言うと、選択肢は大きく2つ。
鍼灸に特化した「しんきゅう予約」で口コミ集客まで取りにいくか、
無料から使える汎用型(RESERVA・Airリザーブなど)で必要十分に始めるか。
院の規模と、口コミ集客をどこまで重視するかで決まります。

この記事では、鍼灸院に関係する10サービスを「鍼灸・治療院特化/無料・低コスト/特定の運用に強い」の3タイプに整理して、料金や向き不向きまで比較します。

目次

鍼灸院が予約システムを入れる3つのメリット

ツールの比較に入る前に、なぜ鍼灸院に予約システムが効くのかを押さえておきます。
鍼灸院は施術中に手が離せず、電話に出られない時間が長い業種です。さらに自費中心で単価が高いため、一件の取りこぼしやキャンセルが売上に響きやすい。
予約システムは、この「取りこぼし」「無断キャンセル」「リピートの取りこぼし」という、鍼灸院が抱えやすい3つのもったいないを、まとめて減らしてくれます。次の3つが、特に効果を感じやすいポイントです。

取りこぼしを減らせる(24時間ネット予約)

施術中は電話に出られず、その間の問い合わせは取りこぼしになりがちです。
24時間ネットで予約を受けられれば、診療時間外や施術中の予約も逸さずに拾えます。
特に一人で回す鍼灸院ほど、この差が新規数に直結します。

無断キャンセルを減らせる(前日リマインド)

前日や数時間前に自動でリマインドを送れると、うっかり忘れによる無断キャンセルを減らせます。
自費単価の高い鍼灸院では、1件のキャンセルがそのまま売上の減少につながるため、リマインド機能の有無は想像以上に大きな差になります。

カルテ・回数券でリピートにつなげる

施術内容や体の状態をカルテに残し、回数券の消化状況を管理できると、次回提案やフォローがしやすくなります。
来院のたびに記録が積み上がるほど、一人ひとりに合った提案ができ、リピートや指名の増加につながります。

鍼灸院向け予約システム10選 比較表(2026年時点・税込)

鍼灸院向けに使える予約システムを、月額・無料プランの有無・タイプで一覧にしました。
まずはこの表で全体像をつかみ、気になるサービス名をタップすると、下のくわしい解説にジャンプできます。
料金は目安で、同じサービスでもプランによって使える機能は変わります。
鍼灸院では「電子問診票」「回数券・自費メニュー管理」「口コミ集客との連携」が使えるかで使い勝手が大きく変わるので、月額の安さだけで決めず、自院に必要な機能がそのプランに含まれるかまで必ず確認してください。

サービス月額無料タイプ
しんきゅう予約0〜11,000円◯(月30件)鍼灸特化
からだケア施術者数×1,100円〜×治療院特化
COCKPIT7,480〜12,980円×治療院・数値分析
らいらいリザーブ0〜6,380円柔整レセコン
RESERVA0〜46,200円無料・万能
Airリザーブ0〜5,500円〜無料・シンプル
EDISONE無料〜無料・指名
SELECT TYPE0〜11,000円無料・テンプレ豊富
RE:RE9,800円〜(初期50,000)×LINE予約特化
ChoiceRESERVE22,000円〜(初期33,000)×本格・サポート

表の「無料」欄が◯のサービスは、まず費用をかけずに導入できます。
ただし無料プランは予約件数や機能に上限があることが多いので、軌道に乗ったら有料プランや鍼灸特化型への切り替えも視野に入れておくと安心です。
※料金・プランは変わります。申し込み前に必ず公式で最新を確認してください。

鍼灸院ならではの選び方

料金や知名度の前に、まず「自院の鍼灸の運用に合うか」を見るのが失敗しないコツです。
鍼灸院は自費中心で単価が高く、回数券や継続来院でリピートを積み上げるビジネス。さらに口コミ集客や問診が効くぶん、汎用の機能比較だけでは判断しきれません。
次の5点は、実際に予約を回し始めてから「できなかった」と気づきやすいポイントばかりです。チェックしながら、候補のサービスがどこまで対応しているかを見比べてみてください。

鍼灸院の選び方 5つのチェック

  • 電子問診票で初診のヒアリングを事前にできるか
  • 回数券・自費メニューの消化を管理できるか
  • リマインド・フォローメールで再来につなげられるか
  • しんきゅうコンパスなど鍼灸特化の口コミ導線と連携できるか
  • (接骨院と兼業なら)保険診療の柔整レセコンに対応しているか

この中でも特に効いてくるのが、電子問診票と回数券・自費メニュー管理の2つです。
初診のヒアリングを事前に済ませられれば施術がスムーズになり、回数券をデジタルで管理できればリピートの取りこぼしも防げます。
まずはこの2点を満たすかを基準に、候補を絞ると選びやすくなります。

鍼灸・治療院に特化したタイプ

まずは、鍼灸院や治療院に特化した、現場の事情に合うタイプから見ていきます。
このグループは電子問診票や回数券、自費メニューの管理といった、鍼灸院でよく使う機能を最初から備えているのが特徴です。
汎用型では届かない細かな部分までカバーできるぶん、口コミ集客や自費・リピートをしっかり伸ばしたい院に向いています。
下の4つは特化の方向性がそれぞれ違うので、自院が「集客」「経営の見える化」「保険併用」のどこを重視するかで選ぶと迷いません。

しんきゅう予約(鍼灸特化・口コミ集客)

国内で唯一、鍼灸院に特化した予約システムです。
予約・電子カルテ・会計・問診票をひとつにまとめられ、施術前に症状を把握できるので初診対応がスムーズになります。
最大の強みは、鍼灸院最大級の口コミサイト「しんきゅうコンパス」と連携して、口コミ経由の新規予約まで取り込めること。
料金は月30件までのエントリーが無料で、本格運用はライト月2,200円〜と、予約数に応じて段階的に上げられます。
注意点として、事前決済にはクレジットカード手数料が5%かかり、多機能なぶん最初は設定や操作に慣れる時間がいります。
それでも、口コミ集客を強化したい・自費やリピートを伸ばしたい鍼灸院には、最有力の一台です。

しんきゅう予約

からだケア(治療院特化・低コスト)

整骨・鍼灸・整体に特化したシステムで、施術者数×1,100円〜と小規模院にやさしい価格設定です。
予約とカルテ、来院管理がシンプルにまとまっていて、機能を盛りすぎず迷わず使えるのが持ち味。
無料プランはないものの、一人〜少人数で「必要なものだけ手頃に」という鍼灸院に向いています。

からだケア

COCKPIT(数値で経営を見たい院に)

治療院専用で、リピート率や稼働率、客単価などを1日数分で確認できる「経営の見える化」が強みです。
回数券・プリペイド管理にも対応し、数字を見ながら次の一手を決められます。
料金は月7,480円〜。
感覚ではなく数字で院を伸ばしたい、ある程度の規模で改善を回したい院長向けです。

COCKPIT

らいらいリザーブ(POSレジ・柔整レセコン連動)

整骨・鍼灸・整体向けで、POSレジや柔整レセコンと連動できるのが大きな特徴です。
無料から使えて有料も月1,980円〜と手頃で、はじめての一台にもしやすい価格帯。
保険診療と自費を両方扱う、接骨院と兼業の鍼灸院に特に向いています。

らいらいリザーブ

無料・低コストで始めたいタイプ

次は、費用をかけずに始められる無料・低コストのタイプです。
「まずは予約をネット化して、電話対応の手間と取りこぼしを減らしたい」という院は、ここから始めるのがいちばん無駄がありません。
無料でも予約受付・顧客管理・リマインドはひと通り使えるものが多く、回数券や指名に対応するものもあります。
下の4つはどれも無料から試せるので、実際に触って画面の分かりやすさや、自院のメニュー設定のしやすさを比べてみてください。

RESERVA(無料から万能に)

鍼灸特化ではありませんが、予約時アンケート(問診代わり)・カルテ・リマインド・回数券まで、必要な機能がひと通り揃います。
フリープランで一通り試せるので、まず無料で予約管理だけ始めたい院にぴったり。
有料も月3,850円〜で、35万社の導入実績があり情報も探しやすいのが安心材料です。
対応業種が広いぶん設定項目は多めなので、最初は使う機能を絞るのがコツです。

RESERVA

Airリザーブ(シンプルな定額)

リクルートが提供する汎用型で、画面が分かりやすく、パソコン操作が苦手でも扱いやすいのが利点です。
無料プランがあり、有料はベーシック月5,500円の定額なので、予約が増えても費用が読みやすい。
多機能より「まず予約をネット化したい」という院に向いています。

Airリザーブ

EDISONE(無料・指名予約に強い)

登録から数分で使えて、無料から始められる手軽さが魅力です。
担当者ごとの指名予約や、施術メニューに応じた時間枠の設定がしやすく、複数のスタッフがいる院でも回しやすい。
予約数が増えてきたらプランを上げて拡張できるので、小さく始めて育てたい院に向いています。

EDISONE

SELECT TYPE(無料・デザイン自由)

無料から使えて、テンプレートが豊富で予約ページのデザイン自由度が高いのが特徴です。
「予約ページの見た目も院の雰囲気に合わせたい」という院に向いています。
有料はベーシック月1,650円〜と手頃で、予約フォームを自分で整えたい人に使いやすい一台です。

SELECT TYPE

特定の運用に強いタイプ

最後は、特定の運用スタイルに強いタイプです。
「LINEからの予約を主軸にしたい」「複数院を本格的に運用したい」など、はっきりした方針がある院に向いています。
汎用型でも近いことはできますが、こうした専用・本格型は、その用途での使い勝手やサポートが一段上です。
下の2つは初期費用や月額が高めなので、得られる効果と運用体制が見合うかを確かめてから選ぶのがおすすめです。

RE:RE(LINE予約に特化)

LINE予約に特化したシステムで、普段使いのLINEからそのまま予約・リマインドができます。
アプリを別に入れてもらう必要がないぶん予約のハードルが下がり、若い層やLINE中心の集客と相性がいい。
初期50,000円・月9,800円〜(税抜)と初期費用はかかるので、LINE集客を主軸に据える院向けです。

RE:RE(リリ)

ChoiceRESERVE(本格・サポート/セキュリティ)

業種を問わず使えるクラウド型で、サポートとセキュリティが手厚いのが特徴です。
初期33,000円・月22,000円〜と本格派の価格帯ですが、運用相談に乗ってもらえるので大規模・複数院でも安心。
しっかり運用したい、将来店舗を増やす予定がある鍼灸院の選択肢になります。

ChoiceRESERVE

料金相場の見方

予約システムの費用は、無料から月2万円台まで幅があります。
鍼灸院の場合、最初から高機能なものを選ぶ必要はなく、院の規模とやりたいこと(予約だけか、カルテ・回数券まで管理するか、数値分析や複数院対応まで求めるか)で必要な価格帯が決まってきます。
下の目安を参考に、自院が今どの段階にいるかをイメージしてみてください。月額の数字だけでなく、事前決済やオプションの手数料まで含めた「実際にかかる総額」で見るのが大切です。

月額のざっくり目安

  • 無料〜2,000円台:まず予約をネット化したい個人院(しんきゅう予約エントリー・RESERVA・Air・EDISONE)
  • 3,000〜7,000円台:カルテや回数券もしっかり運用したい院(しんきゅう予約ライト〜・らいらいリザーブ)
  • 1万円〜:数値分析や手厚いサポート、複数院対応まで(COCKPIT・ChoiceRESERVE・RE:RE)

事前決済やオプションに別途手数料がかかる場合があるので、月額だけでなく「実際にかかる総額」で見比べるのがコツです。

導入の流れ(無料プランの場合)

予約システムは、思っているより手軽に導入できます。
多くは無料登録から数分で使い始められ、特別な機材も不要。スマホとネット環境があれば、その日のうちに予約ページを公開することも可能です。
ここでは、無料プランで始める場合の一般的な流れを4ステップで紹介します。最初から完璧を目指さず、まず予約受付だけ動かして、慣れてきたらカルテや回数券を足していくと、無理なく定着します。

  1. 公式サイトから無料登録(メールアドレスで数分)
  2. メニュー・施術時間・問診票を設定する
  3. 予約ページを公開し、HPやLINE・Googleビジネスに設置する
  4. 前日リマインドやカルテ運用を回しながら、足りなければ有料へ

ポイントは、ステップ2のメニュー・施術時間の設定をていねいにやっておくことです。
ここが正確だと予約枠がズレにくくなり、施術が押す・受けられないといったトラブルを防げます。
問診票も、初診で必ず聞く項目をあらかじめ入れておくと、当日の対応がぐっと楽になります。

導入で失敗しないための注意点

予約システムは便利な一方で、選び方や初期設定を誤ると「入れたのに使いこなせない」状態になりがちです。
特に鍼灸院では、自費メニューや回数券、問診票など設定する項目が多く、最初の準備が後の使い勝手を大きく左右します。
ここでは、申し込み前に確認しておきたいポイントを3つにまとめました。これから選ぶ人は、比較の段階でこの3点を意識しておくと、導入後に「思っていたのと違う」となるのを防げます。

申し込み前に確認したい3つ

  • 鍼灸・治療院専用は機能が合う反面、汎用型より月額が高めのことがある
  • 事前決済やオプションに手数料(例:しんきゅう予約の決済5%)がかかる場合がある
  • 無料プランは予約件数や機能に上限がある

焦らず、まずは無料プランやトライアルで、問診票や回数券が自院の運用に合うかを確かめてから本格導入するのが安全です。

よくある質問

ここからは、鍼灸院の予約システム選びでよく聞かれる質問に答えます。
「専用と汎用どっち?」「紙のカルテから移行できる?」など、導入前に気になりやすいポイントをまとめました。
同じところでつまずく人が多いので、自院に置き換えながら読んでみてください。気になる答えが見つかったら、上の比較表から各サービスの解説に戻って、もう一度見比べてみるとイメージがはっきりします。

鍼灸専用と汎用、どっちがいい?

口コミ集客(しんきゅうコンパス)や、回数券・問診票といった鍼灸特有の運用を重視するなら、専用のしんきゅう予約が向いています。
一方で「まず予約をネット化して電話対応を減らしたい」だけなら、RESERVAやAirリザーブの無料プランで十分なことも多いです。
院の集客方法と、使いたい機能の幅から逆算して選ぶと失敗しません。

紙の問診票・カルテから移行できる?

多くが電子の問診票・カルテに対応しています。
予約時にアンケート形式で問診を取れるものなら、初診のヒアリングを事前に済ませられて当日がスムーズです。
ただし入力項目が自院の施術に合うかは大事なので、無料プランやトライアルで実際に作ってみて、使い勝手を確かめてから本格運用するのがおすすめです。

回数券や自費メニューは管理できる?

しんきゅう予約・RESERVA・COCKPIT・らいらいリザーブなどが回数券や自費メニューの管理に対応しています。
自費中心でリピートを積み上げる鍼灸院は、この回数券管理ができるかどうかが選ぶうえでの大きな分かれ目です。
消化状況が画面で見えると、再来の声かけもしやすくなります。

接骨院と兼業でも使える?

保険診療(療養費)を扱うなら、柔整レセコンに対応したらいらいリザーブが候補になります。
保険と自費の両方を1つのシステムで管理したい院に向いていて、POSレジとも連動できます。
自費のみの鍼灸院なら、汎用型や鍼灸特化型で十分なことが多いので、保険を扱うかどうかで分けて考えると選びやすいです。

結局どれを選べばいい?

口コミ集客と鍼灸特化の運用を重視するなら、しんきゅう予約。
保険+自費を兼業するなら、POS・レセコン連動のらいらいリザーブ。
まず無料で予約をネット化したいだけなら、RESERVAかEDISONEが手軽です。
最初から多機能を狙うより、必要になった機能を足していく方が、コストもムダになりません。

まとめ

結論

鍼灸院の予約システムは、「鍼灸特化のしんきゅう予約で口コミ集客まで取りにいく」か「無料の汎用で必要十分に始める」かが軸です。
まずは無料で触って、問診票や回数券が自院の運用に合うかを確かめるところから始めてみてください。

関連:整体院の予約システム10選接骨院の予約システム10選予約システムの選び方【業種別ガイド】

※料金・プラン内容は変更されることがあります。申し込み前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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